真翡翠の雫感想

ヒイロ４と真翡翠をプレイしました。
とはいっても全員ではなく、ヒイロ４は鬼・狐・犬、真翡翠は晶、壬生兄、陸、亮司、御子柴です。
今回は真翡翠の感想を。

感想は続きから。
ネタバレ・ややきつい意見も含みますのでご注意を。あくまで一個人としての感想です。

【真・翡翠の雫】
＊全体
・珠洲ちゃんの性格が大分違う。前向きで玉依姫として成長しているのはいいけど、ここまで大きく変えているともはや別人の域だった。個人の好き嫌いはあると思うけれど、あたし自身は彼女の後ろ向きなところや自信のなさはあの環境なら仕方ないんじゃないかと、ある意味自然だったので、前の性格のほうがしっくり来た。
・音楽が・・・。ＯＰとＥＤはもちろんいいんですが、ちょいちょいＢＧＭでつっこみどころがある。何故今この音楽！！と。
・全体的に最後の戦いがやたらあっさり。長すぎてもつらいけど、盛り上がりにかけて全体的に尻すぼみな印象を受ける。緋色１のキャラが出てこないのは個人的にはよかった。それぞれでクリアしてほしいと思っていたし、緋色を知らない人にはちょっと唐突な印象があったので。
・もうちょっとおまけがあってもよかったのでは。エピローグ変えるとか、キャラ視点を入れるとか。基本の流れが一緒だし、以前プレイした人はボリュームが少ないからちょっと損した気分になるんじゃないかなぁと。

＊晶
・前作もツンデレどころかデレデレじゃねぇか、と思ったけれど、それ以上。よりわかりやすく、甘くなってました。誰もがつっこむ教室での「結構可愛いから」発言にはたまげた。「お前誰だ！！」
・手品のシーンには「おいおい」とつっこみ。幼馴染どおしのやりとりは嫌いじゃないんですけどね。
・個人ルートに入ってから珠洲とのすれ違いのシーンはわりと好きでした。けど、どちらかというと羅門に持ってかれたような気がいなめない！おにぎりのシーンとか、むしろ羅門に惚れるってーの！
・キスシーンは前の方が好きだった…。

＊壬生兄
・え。何この紳士。珠洲の首に弓あてて引かせるシーンも、あいつあんなに素直に謝るキャラじゃなかったよね！と驚愕。
・壬生村での仕打ちがシナリオに少し出てたのはよかった。(本気で少しだったけど、そのへんは妄想で補います)

＊陸
・普通にお姉ちゃん大好きっこ。ただ、血の繋がりがないってわかる前から、珠洲のことを女の人として意識していたんだなーとわかる描写は多くなってたのでその辺は高評価。ただ、反面珠洲は完全に弟としてみてた印象だったのに、切り替え早！とのつっこみは相変わらずでしたが。ボリュームが少ないんだよ、絶対ー。長くてもがっつりしっかりしたシナリオが読みたいですー。
・天蚕の「男としては重森晶に勝てないから、弟って位置は守りたいんだろ」「黙れ！」のやりとりにはにやりとしました。
・最後の吹っ切れ具合にはびっくり。真緒姉さんも受け入れ早すぎ！

＊亮司
・すいません。前のシナリオの方が好きでした…。あのちょい怪しい感じとか、病んでる感じが好きだった！！真緒さんともあっさりきっぱりただの同士だなんて・・・！盛り上がりにかけるだろー！？

＊御子柴
・え。なにこのあっさり感。前もこうだったっけ？特にラストバトルは酷すぎた。
・本気でいつお互いが好きになったのかさっぱりわからないシナリオでした。むしろ、これ賀茂に惚れるよ！

賀茂くんは前も好きなキャラだったので、最後のお楽しみにとってあります。共通ルートでは大分出番増えてるしなぁと。
全体的に厳しい感想ですが、ちょっとあたしが期待しすぎたのかもしれません。なんか設定としてはおいしいのになぁと思う場面がちらほら。そのうち創作しだしそうで怖い・・・。